プラダのため息。~PRADA@ドライビングシューズのディープな加工

  わたしにとってはブログの更新の方が面倒ですが、
  こちらのドライビングシューズ、そこそこ手間が
  かかるため、普通の靴の修理屋さんではあんまり
  いい顔されません! 
  (同業の方を悪くいうつもりはありません。。。)

  加工例をアップします。普段から
  「ブログに直した靴の写真を載せた方がいいよー」
  と勧められるので、今回第1弾です!

 <加工前>
  DSC04305.jpg いい感じに履きこなされています。
  DSC04308.jpg よーく見ると、トゥに致命的な穴が・・・
  DSC04311.jpg ヒールも穴が開いてます。


  一番履き良くなってきたころに痛んでしまうのが靴。

  ということで、先ずは加工に際する注意をお客さまに
  お伝えします。やはり新品のように復元できる訳では
  ありませんので、新品との違いや、リスクを分かって
  もらわなければ仕事が先に進められないからです。

  今回は遠方のお客様でしたので、「処方せん」を書き
  ました。

  <靴の処方せん>
   prada01.jpg


 <加工後>
  DSC04332.jpg

  これは完成した時に撮りましたが、見る人が見れば、
  色つやからも違いが分ります。


  DSC04334.jpg

  トゥは、まずは穴を塞ぐ下地を施します。ここを
  手抜きすると、痛みが早いです。
  補強材には、アッパーと似たような革素材があり
  ましたので、その革(ドイツの幻のタンナー
   CarlFreudenberg <カール・フロイデンブルグ>
  社製)で仕上げました。
  さすがにPRADA。フロイデンブルグの革でも
  見劣りしません。(ちょっと上から目線!?)

 
  DSC04310.jpg<加工前> DSC04337.jpg<加工後>

  ちなみに、トゥを補強しただけではまたすぐに
  穴があいてしまうので、ラバーも補強しなきゃ。

 
  DSC04328.jpg    DSC04330.jpg
  (どこを加工したか分かりますか?!)

  後ろ姿も美しくないと。

  しかしながら、こういう蛇腹<マッスル>タイプの
  底は直すこと自体はかんたんなのですが、やり出す
  とキリがないんです。1マス直すと、次の1マスが
  気になる。全部やると手間も金額も大変。
 
  ということで、今回はポイントだけで勘弁してもら
  いました!

  <emma>



  DSC04305.jpg DSC04332.jpg
   PRADA driving shoes <左: before/右: after>
   ...toe covering 5,000yen~/1pair, heel+toe 要相談

 

 


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