メーカーは直してくれない<2> 〜アルシュ(arche) の修理

 メーカーは直してくれない 〜arche の修理( ミスターエマ) 昨日は出先で大雨☂に遭い、久し振りに雨宿りをしました。傘を忘れて出かけたものの、雨宿りなんて小学校の時以来かな・・・ 40分くらい人の家の軒先を借りました。もっとも、傘持ってても昨日はダメでしたね。。。  晴天ばかり続いても気分が晴れませんし、雨期も気が滅入ります。意外と人間は変化を望む動物かもしれませんね。    あるお客さん...

JIMMY CHOOのサンダルが履けない! 〜JIMMY CHOOのストレッチ(伸ばし)メンテナンス

 JIMMY CHOOのストレッチ 〜ミスター○ニットさんからのご紹介 ( ミスターエマ)  今回もまた、駅にある大手チェーン修理店からご紹介頂きました。同業の紹介はほぼ100%一筋縄でいかない仕事ばかりですが、正直、励みになります。なんだか最近はJIMMY CHOOのメンテナンスを断るお店が増えてるみたいですね😥     ご依頼の件は、高寸のサンダルが少しキツイのでどうにかならないかというご相談です。たしかに、...

メーカーは直してくれない<1> 〜RUCO LINEの修理

 メーカーは直してくれない 〜RUCO LINEの修理 ( ミスターエマ)   「メーカーに修理をお願いしたのに、新しい靴を買った方がお安いですよ、と言われてしまって・・・」メーカーにやんわり断られたにも関わらず、お客さまはあきらめずにうちのお店に持ってきてくれました。  ルコラインといえば、大手商社が売り込んであっという間に日本のスタンダードになってしまったブランドです。高寸のウェッジヒールは...

ローファーのメンテナンスのあるある 〜GUCCIのローファーのメンテナンス

 ローファーのメンテナンスのあるある 〜GUCCIのローファーのメンテナンス 場所:  ミスターエマ     まるでルブタンのようなスタッズ使いですが、最近賛否を賑わせているGUCCIです。元々の依頼は、トゥ(つま先)に穴が空いてしまっていたので、どうにかならないかというご相談でした。    ローファーは作りの制限で先芯が入っていないため、どうしてもアッパーが柔らかくなる過程で全体的にくたっ...

春色のフェラガモ 〜下ろす前のメンテナンス

 春色のフェラガモ 〜下ろす前のメンテナンス  ( ミスターエマ)。 パステルオレンジがキレイなフェラガモのフラットシューズです。レザーソールだとすべってしまい危ないと、購入店からの帰りがてら持ってきて下さいました。新しい靴を下ろす前にメンテナンスしておくことを、当店では「プレメンテ」と呼んでおり、浸透してきました。    これも別のお客さまから聞いた話ですが、季節柄お花見の帰りに桜の花...

Manolo Blahnikのメンテナンス 

 Manolo Blahnikのメンテナンス  場所:  ミスターエマ「ちょっと履き過ぎちゃったみたいなんです・・・」Manolo Blahnikの靴も美しい。ポインテッドトゥなので、いかんせんつま先が擦れやすいです。今回の靴は、レザーソールのつま先部分がキレイに擦れてなくなってしまいました・・・ こんな場合は・・・ 今回、革底全体を取り替えるオールソールをするほど底全体がダメージを受けている訳でもありません...

adidasの王道、スタンスミスの甦り方 〜専門性が問われる接着のしごと

  @接着のしごと (場所:  ミスターエマ) お客さまが持ってきて下さったこのスタンスミス、随分履いているそうです。 長年履いていると”履かない時期”もあったりするもの。久々に靴箱から出して履いてみると、靴底が剥がれてしまった!というケースが多いのです。剥がれの原因は、素材や接着剤の劣化。以前は「単一素材もの」「ラバーもの」が大半でゴム糊さえあれば例外なくどんなモノでもつきました。しか...

「駅の修理屋さんで断られて・・・」 〜手間がかかる修理もお任せください!

  近頃バッグの修理が多いので、引き続きバッグの修理の紹介をしていきます。バッグの修理と言っても非常に幅が広く、ステッチのほつれやホック交換など比較的かんたんに出来る修理もあれば、前回のように使いやすくするためにカスタマイズする修理、そして2つ前に紹介したバッグの内袋の交換の修理と多岐にわたります。  技術的にはもちろんのことですが、どれも手間が多く根気が要ります。 「駅の修理屋さんで断られて...

Bottega Venetaのパイソンとエナメルのバッグのカスタマイズ

 Bottega Venetaのパイソンとエナメルのバッグです。今回は、修理というよりはカスタマイズのお仕事。    お客さん曰く、「気に入って買ったものの、すっごく使い難い」とのお話。   パッと見て、どうして使い難いのか分かりました。持ち手と本体がチェーンで繋がっているデザインなので、中を開けるにも持ち歩くにも安定しません。「いっその事チェーン取ってはどうか?」と提案。持ち手と本体の間のチェーンがぶらぶ...

バッグの内袋の交換修理 〜ヴィトンのバケツの修理

   Louis Vuittonのバッグの内袋の交換  使い勝手、耐久性を追求したらおそらく他に敵うものがないであろうルイ・ヴィトン(LOUIS VUITTON)のモノグラムのプチバケット(通称:バケツ)。モノグラムやヌメ革はとても丈夫なので、かなり使い込んでも見た目もさほど変わらず問題なく使えますが、内側の内袋は劣化してしまいます。というのも、内袋で使われる素材が合皮(合成皮革)だからです。「高級ブランドがなんでこんな...